WiMAXとソフトバンクエアーを比較!ホームルーターを契約するならどっちだ?
WiMAXとソフトバンクエアーでホームルーターはどちらも扱っているし、どちらを契約したほうがいいのかわからない。
毎月お金のかかるサービスですから悩みますよね。 ここではWiMAXとソフトバンクエアーのホームルーターは何が違うのか、何を基準に選んだらいいのか。について解説していきます。
通信回線の違い
ソフトバンクエアーは、携帯電話やスマートフォンでも利用可能な「ソフトバンク回線」に加えて、「AXGP」という電波を利用しています。一方、WiMAXは、「WiMAX2+」という回線を利用します。ソフトバンク回線は4G LTE対応のため、地下やビル内といった電波が通りづらい場所でも、対応エリアであれば問題なく繋がります。一方、WiMAXも4G LTE対応ではありますが、4G LTE回線はオプション(ハイスピードプラスエリアモード)で、WiMAX2+は携帯電話回線よりも少し電波が弱く、地下や鉄筋コンクリート系の建物、ビルなどでは繋がりづらい場合があります。
通信速度と対応エリア
ソフトバンクエアーの通信速度は、下り最大2.1Gbpsで、上りは非公開です。WiMAXの通信速度は、下り最大2.7Gbps(2,700Mbps)、上り最大183Mbpsです。一般的には下り速度が早い方がインターネットは快適に利用できます。そのため、ソフトバンクエアーよりもWiMAXの方がインターネットを快適に利用できます。
通信制限
ソフトバンクエアーとWiMAXの通信制限は、それぞれ異なります。ソフトバンクエアーでは、時間帯やエリアによって通信速度制限が発生する場合があります。一方、WiMAXでは、3日で15GB以上のデータ容量を利用した場合、ネットワークが混雑した場合のみ、通信速度が最大1Mbpsという速度制限が発生します。
料金面
WiMAXは、基本料金に加えてホームルーターを別途購入する必要があります。基本料金は、WiMAX +5Gはじめる割が適用されるため、契約後25ヶ月までは月額4,268円、26ヶ月以降は月額4,818円です。WiMAXのホームルーターは21,780円程度です。
おすすめのユーザー
ソフトバンクエアーは、データ容量無制限で利用できることが一番のポイントで、自宅のインターネット回線の代替品として利用するのであれば、ソフトバンクエアーの方がおすすめです。また、ソフトバンク回線を契約しているユーザーがソフトバンクエアーを追加で契約した場合、「おうち割 光セット」が適用され、スマートフォン料金が毎月1,100割引されます。
一方、WiMAXは通信速度が優れており、オンラインゲームや高画質の動画視聴を頻繁に行うユーザーには、WiMAXがおすすめです。また、au回線やUQ Mobile回線を利用しているユーザーがWiMAXをセットで利用することで、携帯料金の割引が適用されます。
まとめ
WiMAXとSoftbank Airは、それぞれ異なる特性を持つホームルーターサービスです。WiMAX は通信速度が優れており、auやUQ Mobileのユーザーには割引が適用されます。一方、Softbank Airはデータ容量無制限で利用でき、ソフトバンクのスマートフォンユーザーには割引が適用されます。それぞれのニーズに合わせて選択することが重要です。
山田 隆
監訳者の解説をここにつらつらと