テザリングとWiMAXだったらどっちがおすすめ?

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テザリングとWiMAX
テザリングとWiMAX

WiMAXとテザリングはどちらもモバイルインターネット接続の手段ですが、それぞれには特性と利点があります。この記事では、それぞれの特性と利用シーンについて詳しく解説します。

テザリングとは

テザリングは、スマートフォンをWi-Fiルーターとして使用し、他のデバイス(PCやゲーム機など)をインターネットに接続する機能のことを指します。テザリングは通信データ容量内の場合は、無料で使えることが多いですが、携帯電話の契約プランによっては有料オプションとなることもあります。

テザリングには3つの方法があります。

  1. Wi-Fiテザリング:スマートフォンをWi-Fiルーターとして、他のデバイスと接続します。複数台接続が可能です。
  2. Bluetoothテザリング:スマートフォンのBluetooth機能を利用して、他のデバイスと接続します。接続中のバッテリーの消耗が最も少ないテザリング方法です。
  3. USBテザリング:スマートフォンとデバイスをUSBケーブルで接続します。有線で接続するため通信が安定します。

WiMAXとは

WiMAXは、モバイルブロードバンド通信サービスの一つで、高速で大容量のデータ通信が可能です。WiMAXの速度は、機種によって異なりますが、だいたい下り速度440Mbps~1.2Gbpsが出ます。WiMAXを使用するには、プロバイダとの契約が必要で、月額料金がかかります。

WiMAXとテザリングの違い

テザリングのメリットは、お金がかからず手軽に利用可能なことです。しかし、スマートフォンのデータ容量がなくなってしまうというデメリットもあります。また、スマートフォンのバッテリーを大量に消耗してしまうことがあります。

一方、WiMAXのメリットは、外出先でも高速通信が楽しめることです。しかし、プロバイダの契約金が必要というデメリットもあります。

どちらを選ぶべきか

テザリングは、インターネットをあまり使わない人、契約プランにより通信容量に余裕がある人、またはインターネットをあまり使わない人にとっては、テザリングは非常に便利なオプションとなります。しかし、大量のデータを送受信する必要がある人や、外出先でもPCで作業する機会が多い人にとっては、WiMAXの方が適しています。

テザリングの主なデメリットは、スマートフォンのデータ容量がなくなってしまう可能性があることです。また、スマートフォンのバッテリーを大量に消耗する可能性もあります。一方、WiMAXの主なデメリットは、プロバイダとの契約が必要であり、そのための月額料金が発生することです。

WiMAXのメリットは、外出先でも高速通信が楽しめることです。WiMAXの速度は、機種によって異なりますが、下り速度は440Mbps~1.2Gbpsとなります。これに対して、テザリングの通信速度は約10Mbpsとなります。

WiMAXを利用する場合、プロバイダとの契約が必要で、月額料金が約3,600円~約4,400円かかります。一方、テザリングはスマートフォンのデータ容量の範囲内であれば無料で利用できます。

WiMAXとテザリングのどちらを選ぶべきかは、個々の利用状況やニーズによります。例えば、外出先でもPCで作業する機会が多い人や、大量のデータを送受信する人は、WiMAXが適していると言えます。一方、インターネットをあまり使わない人や、通信容量に余裕がある人は、テザリングが適していると言えます。

監修者

山田 隆

監訳者の解説をここにつらつらと

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